「自社開発企業の面接では何を聞かれるの?」「SESを辞めたい理由をどう伝えればいい?」——SESから自社開発への転職を目指す方にとって、面接対策は最大の関門です。
結論からいうと、自社開発企業の面接では「志望動機」「SES退職理由」「技術力」「チーム開発経験」の4軸で評価されます。SESの経験をネガティブに語るのではなく、そこで得たものをポジティブに転換するのがポイントです。
自社開発企業の面接で聞かれる4つの質問パターン
自社開発企業の面接で頻出する質問を4つのカテゴリに整理しました。
| カテゴリ | 質問例 | 評価ポイント |
|---|---|---|
| 志望動機 | 「なぜ当社を志望しましたか?」 | プロダクトへの理解度・共感度 |
| 退職理由 | 「なぜSES企業を辞めたいのですか?」 | ネガティブではなく前向きな理由か |
| 技術質問 | 「最近取り組んだ技術的課題は?」 | 技術への関心度・問題解決力 |
| チーム開発 | 「チームで開発した経験を教えてください」 | コミュニケーション力・協調性 |
SES退職理由のポジティブな伝え方
面接で最も注意が必要なのが「退職理由」です。SESへの不満をそのまま伝えると、ネガティブな印象を与えてしまいます。
| NG例(ネガティブ) | OK例(ポジティブ転換) |
|---|---|
| 「SESだとスキルがつかないので」 | 「一つのプロダクトに深く関わり、設計からリリースまで一貫した開発がしたい」 |
| 「年収が低いので」 | 「自分の技術力をプロダクトの成長に直結させ、正当に評価される環境で働きたい」 |
| 「客先常駐がつらいので」 | 「チームの一員として長期的にプロダクトを育てる経験を積みたい」 |
技術質問とチーム開発経験の答え方
SESからの転職者が技術質問とチーム開発経験をアピールする方法を解説します。
技術質問への対策
業務で使っていない技術でも、個人開発で取り組んでいれば十分なアピールになります。GitHubのポートフォリオを面接前に整備しておきましょう。
具体的に準備すべき内容:
- 使用した技術スタックと選定理由を説明できるようにする
- 設計で工夫した点、パフォーマンス改善の経験を整理する
- コードレビューで指摘された内容と改善した経験
チーム開発経験の伝え方
SESでのチーム開発経験は、客先での経験を具体的に伝えましょう。
- 「○名のチームで、○○システムの○○機能を担当」と具体的に
- 他メンバーとの連携方法(朝会・チャット・レビュー等)
- 課題が発生したときの解決プロセス
よくある質問
必須ではありませんが、あると大幅に有利です。特にSESからの転職では、業務での開発経験が限定的な場合、ポートフォリオが技術力の証明になります。簡単なWebアプリでも、GitHubに公開しておくことをおすすめします。
AtCoderやLeetCodeで基本的なアルゴリズム問題を解く練習が効果的です。自社開発企業のコーディングテストは、競技プログラミングほど難しくなく、基本的なデータ構造とアルゴリズムの理解があれば対応できます。
まとめ
自社開発企業の面接は、準備の量がそのまま結果に反映されます。SESでの経験を正しくアピールできれば、十分に内定を勝ち取れます。
SESから自社開発への転職で実際にどんな変化があるのかは「【データで解説】SESから自社開発への転職データ|年収差297万円の現実」で詳しくデータを紹介しています。面接準備の一環として、ぜひ目を通しておいてください。


